福岡県議会の議長・副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑などを調査する百条委員会について、主要会派による「代表者会議」が23日、委員の選任方法などを議論した。可決した設置議案の内容に対して異論が出るなどし、方針決定は先送りとなった。
設置後初の代表者会議、議案内容に異論
代表者会議は、17日の明け方に設置議案が可決されて以来初めて開かれた。設置議案では委員は15人で、議案提出議員9人のうち議長・副議長経験者を除く6人を「委員とすることを基本とする」としている。大島道人議長は21日の報道陣の取材に、「私は極力それは認めていきたい」と話していた。
新証言が波紋、調査対象となる可能性も
だが23日は、6人のうちの1人である自民会派の井上正文議員が、農林水産委員長だった2025年2月、会派幹部とのゴルフ代などを負担したと証言したことが取り上げられ、百条委の調査対象となる可能性があることから、疑問の声が出るなどした。
検討事項残り、開始時期は見通せず
委員選定のほかにも、具体的な調査範囲や第三者委との連携、プライバシーの配慮など検討事項が残っており、委員会始動の時期は見通せていない。経費については、知事側に予算の確保を求める声が出ている。