大阪府警は4日、勤務先の介護施設名義で向精神薬などを私的に発注し、施設に代金を支払わせたとして、元内科医で無職の男(39)を背任容疑で逮捕した。男は「自分が服用する目的で向精神薬を発注していたことに間違いない。ストレス解消のためだった」と容疑を認めている。
施設名義で33回にわたり発注
発表によると、男は泉佐野市の介護施設に勤務していた2024年5月から今年1月にかけて、抗うつ効果のある向精神薬など8500錠を施設名義で33回にわたって発注。施設に代金約5万9000円を支払わせて損害を与えた疑い。男は当時、施設の常勤医師として医薬品の発注を担当していた。
約2万錠の紛失が発覚し捜査
3月中旬に施設から「退職した医師が管理していた医薬品約2万錠の紛失が明らかになった」という相談が泉佐野署にあり、府警が捜査していた。男は6月24日、国から医業停止処分を受けた期間中に医療行為をしたとして医師法違反容疑で逮捕されていた。



