科捜研元職員の不正で再審請求、第三者検証へ
科捜研元職員の不正で再審請求、第三者検証へ

佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)の元技術職員によるDNA型鑑定不正問題は7日、確定判決の再審請求にまで発展した。覚醒剤事件で有罪が確定した50代男性の弁護団が、佐賀地裁に再審を請求した。

代理人は、県弁護士会で鑑定不正問題を追及するプロジェクトチーム座長の出口聡一郎弁護士ら9人。出口弁護士は県弁護士会館(佐賀市)での定例会見の中で、「初めて第三者が証拠に触れ、鑑定の過程を検証できる重要な機会になる」と述べた。

男性は一貫して否認

会見での説明によると、再審を請求したのは50代男性。男性のカバンの中から覚醒剤入りのポリ袋が見つかり、付着物のDNA型が男性のものと鑑定された。しかし男性は一貫して「自分のものではない」と否認した。

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再審請求で提出した新証拠は6点。うち5点は鑑定に関わるもので、警察庁の特別監察の報告書、DNA型鑑定に関わる警察庁通達、今回の事件で行われた鑑定手法に関する複数の文献。

同じ日に着任した県警本部長は会見で「信頼回復が使命」と述べた。

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