帝国データバンク京都支店は23日、屋根工事業の三善(みよし)(京都市山科区)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債は約7千万円。
同支店によると、三善は2019年創業。京都府や滋賀県の建設業者から受注し、屋根工事や外壁工事、ユニットバスの入れ替え工事などを請け負っていた。25年6月期の売上高は約1億3千万円だったという。
ナフサ不足が資金繰り直撃
26年3月ごろから、中東情勢悪化の影響で、石油由来のナフサを原料とする建築資材が入手しづらくなり、資金繰りが悪化した。ナフサ不足関連の倒産は近畿地区では初めてだとしている。
同支店の担当者は「今後も同種の倒産が発生する可能性がある。また、資材の納入業者など取引先が連鎖倒産する可能性もある」と指摘する。
建設業の倒産・廃業が過去最多
建設業の倒産・廃業は全国で増加傾向にある。帝国データバンクによると、26年1~6月に発生した建設業の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は1043件、休廃業・解散は4894件にのぼり、合計すると1~6月としては過去最多だったという。



