辺野古沖事故で同志社理事長が辞任の意向、遺族がコメント発表
辺野古沖事故で同志社理事長辞任へ、遺族コメント

沖縄県名護市の辺野古沖で小型船2隻が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校(京都府)の女子生徒と船長が死亡した事故で、学校を運営する学校法人同志社(京都市)は25日、八田英二理事長の引責辞任の意向と、同校の西田喜久夫校長の解任を発表した。亡くなった武石知華(ともか)さん(当時17)の両親が26日、代理人の弁護士を通じてコメントを発表した。

遺族のコメント全文

両親は「法人の最高責任者が事故の責任を認められたことは、重く受け止めています」としたうえで、「私たちが求めてきたのは、どなたかが職を退くことではなく、なぜ知華が亡くならなければならなかったのかが明らかになり、誰にどのような責任があったのかが事実に基づいて示されることです」などと訴えている。

コメントの全文は次の通り。

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八田理事長が辞任の意向を示されたことが、学校法人同志社より発表されました。法人の最高責任者が事故の責任を認められたことは、重く受け止めています。

私たちが求めてきたのは、どなたかが職を退くことではなく、なぜ知華が亡くならなければならなかったのかが明らかになり、誰にどのような責任があったのかが事実に基づいて示され、二度と同じことが起きない仕組みが作られることです。学校法人同志社も同じ考えだと信じています。

発表によれば、辞任は再発防止策や教育活動の検証を着実に進め、説明責任を果たした上でのこととされています。そうであれば、その検証と処分の中身が大切になります。私たちは先日の要望書で、検証の中立性の確保をお願いし、根拠の示されない処分は幕引きになりかねないという心配をお伝えしました。辞任という区切りによって、検証が簡素になることは避けていただきたいです。

総長職への懸念と校長解任への見解

また、今回の発表では触れられていませんが、八田氏は総長職には留まられると報じられています。同志社において総長は、教育理念と教育方針をつかさどる、理事長と並ぶ重い職と理解しています。文部科学省から指摘された教育活動の検証は、まだ終わっていません。その領域の最高責任者に留まられる以上、検証の結果に対する責任は、これからも八田氏にあり続けると考えています。

西田校長については、「事故前後の対応を含め」判断された解任と発表されています。どのような対応がどのように評価された結果なのか説明を求めたいと思います。また、退任されても、あの旅行で何があったのかを説明していただく機会は、これからもあるべきだと思っています。

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