神奈川県警伊勢佐木署は17日、通勤電車内で乗客の財布を盗んだとして、人材派遣会社員の男(44)を窃盗容疑で再逮捕し、発表した。男の自宅や職場からは、他人名義の免許証60枚、マイナカード41枚を含むカード類70枚が押収され、盗品とみられる複数の財布も見つかった。
再逮捕の容疑と男の供述
再逮捕容疑は、4月16日朝、走行中の京急電鉄の車内で、会社員女性(26)のバッグから現金300円入りの財布を盗んだというもの。署によると、男は調べに対し、「数多くのすりをしてきたので、どの事件のことかわかりません」とした上で、「私のやったことだと思う。私の通勤時間帯とも合います」と話しているという。
押収物と犯行の実態
署は男の自宅や職場を捜索し、カードフォルダに整理された状態で保管されていた他人名義の免許証やマイナカードを押収。免許証は60枚、マイナカードは41枚で、その他カード類を含めると計70枚に上る。また、盗品とみられる複数の財布も押収された。
男は「4~5年前からすりを繰り返しており、小遣いの足しにしていた」と供述しているという。署は余罪についても詳しく調べる方針。
事件の背景と今後の捜査
男は人材派遣会社に勤務する会社員で、通勤時間帯を利用して犯行を重ねていたとみられる。押収された身分証類は、整理された状態で保管されていたことから、計画的に収集していた可能性が高い。署は、これらの身分証が不正に使用されたかどうかも含め、捜査を進めている。



