キンドリルジャパン社長の入澤由典氏と筑波大学客員教授の梅田惠氏は、足立区立第十六中学校で同級生だった。出席番号が「イ」と「ウ」で近く、3年間ずっと同じクラスだったという。半世紀ぶりに母校を訪れた入澤氏は、「今は東京電機大学さんの施設なのだとか。中はすっかり綺麗になっていますが、運動場や校舎の感じは僕たちが過ごしたときから変わりません」と当時を懐かしんだ。
不思議な縁で日本IBMで再会
高校と大学は異なる進路だったが、新卒で入社した日本IBMで再び同期になった。入澤氏は「最初は気づかなかったのですが、数年経った頃に社内報でインタビューに来たのが梅田さんで驚きました」と振り返る。それ以降、定期的に会うようになり、退職時にも相談に乗ってもらったという。
梅田氏からの贈り物
梅田氏は好奇心旺盛で、広報の仕事をきっかけにダイバーシティの専門職へキャリアを移し、大学院で研究を始めて現在は教職に就いている。入澤氏は「専門を極めています。それでいて朗らかで明るく、きめ細かな配慮もある」と評する。
入澤氏が締めているネクタイは、梅田氏からの贈り物だ。キンドリルのコーポレートカラーである「ウォームレッド」というオレンジがかった赤で、就任祝いの席で「青いネクタイしか持っていない」と漏らした一言を覚えていて、次に会ったときにそっと手渡してくれたという。



