家畜伝染病「アフリカ豚熱」の侵入を防ぐため輸入が禁止されたソーセージを中国から持ち込もうとしたとして、大阪府警が中国籍の女(47)を家畜伝染病予防法違反容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。府警は、女が中国での「闇バイト」で密輸を請け負ったとみて調べている。
関空で20キロのソーセージを押収
捜査関係者によると、女は今月15日、ソーセージ約20キロをスーツケースなどに入れて中国・上海から関西国際空港に持ち込み、密輸しようとした疑い。逮捕は21日付。
女は日本に行くことをSNSに書き込んだ際、何者かから密輸を持ちかけられていた。成功すれば報酬を受け取る予定だったという。入国時に動物検疫所関空支所が異変に気付き、ソーセージを押収。鑑定の結果、違法の肉製品と判明し、府警が出国前に逮捕した。
国内の外国食材店で違法肉製品も
動物検疫所によると、これとは別に、違法に持ち込まれた肉製品が国内の外国食材店で売られているケースもあるという。背景には在留外国人からの需要の高まりがあるとみられる。