京都府警は20日、中国産ウナギを愛知県産と偽って販売したとして、京都市伏見区のウナギ販売会社「土井活鰻」の男性社長(54)を不正競争防止法違反(誤認惹起)の疑いで逮捕した。
メニューや通販サイトで産地偽装か
発表によると、社長は2025年7月、経営する同区のウナギ料理店「土井活鰻伏見稲荷店」で、中国産ウナギを提供するのに「愛知県一色町から、厳選して仕入れている」とメニューに記載し、産地を誤認させる表示をした疑い。また、同年12月にはオンラインショップで、中国産のウナギのかば焼き6尾などを「愛知県三河より太物の養殖鰻を選び入荷」などと表示して販売した疑い。
99%以上が中国産か、社長は否認
府警によると、社長は府内でウナギ料理店2店舗を経営。匿名の情報提供があり、仕入れ伝票などを調べたところ、愛知県内の会社を通じて中国産ウナギを仕入れていたという。2025年の売り上げ計約2億2300万円のうち、99%以上が中国産を販売して得たとみて捜査を進める。
社長は「産地偽装とは思っていない」と容疑を否認しているという。