中部地方初のこどもホスピス「長久手のおうち」の開所行事が8日、愛知県長久手市で開かれ、住宅を改装した施設が披露された。車いすテニスの小田凱人選手が、病気や障害のある子どもたちと交流する関連イベントも名古屋市内で行われた。
施設の概要と開所のあいさつ
長久手のおうちは、本格施設へ向けた先行施設で、屋内に段差のない空き家の平屋を大家の協力で借り、クラウドファンディングなどで改装した。
この日、運営する認定NPO法人「愛知こどもホスピスプロジェクト」の畑中めぐみ代表が、「たくさんの方に支えられた施設。病気の子どもや家族に気兼ねなく来ていただき、日常のささやかな願いをかなえてほしい」とあいさつし、開所を宣言した。
家族の思いと交流イベント
次男(8)が2歳半で白血病を患い、寛解後に再発、今も通院検査中という父親は「ここでは家族5人で川の字になって寝たい」と話した。
名古屋市緑区で開かれたイベントで、小田選手は子どもたちとラリーをしたりトークショーに参加したりして交流。小田選手は「何でもわくわくしながらチャレンジしてほしい」などと呼びかけた。
愛知県小牧市の女児(5)は「(ラリーできて)楽しかった。(小田さんのサーブは)すごかった」と笑顔だった。



