交通違反「青切符」反則金、来年7月からキャッシュレス決済導入へ
青切符の反則金、来年7月からキャッシュレス納付可能に

警察庁は22日、車や自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度について、全国の警察で来年7月以降、反則金の納付方法にキャッシュレス決済を順次導入する方針を明らかにした。金融機関の窓口納付に加え、キャッシュレス決済にも対応することで利便性を向上させ、迅速な納付につなげたい考えだ。

新たな納付方法の仕組み

従来、速度超過や信号無視などで警察官から青切符と納付書の交付を受けた交通違反者は、金融機関の窓口で反則金を納めてきた。新たな納付制度では、青切符に印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、受付サイトに移行する。反則金額などを入力後にクレジットカードやコード決済、インターネットバンキングなどの納付手段を選べる仕組みだ。

手数料と今後のスケジュール

キャッシュレス決済には数百円程度の手数料が必要となる見込みで、これまで通り、手数料が無料の金融機関窓口で納付することもできる。政府は2021年、交通反則金の納付方法の多様化を検討することを閣議決定していた。同庁は今後、システムの運営会社を公募して年内に選定。国家公安委員会規則を整備し、新たな納付制度を導入する。

青切符の交付状況

同庁によると、全国で昨年度に交付された青切符は約388万件に上った。反則金の納付率は98・9%(計約380億円)だった。