十和田湖に放置の遊覧船4隻、青森県が強制撤去開始 1隻は横倒し
十和田湖に放置の遊覧船4隻、青森県が強制撤去開始

青森県は26日、国指定の特別名勝・十和田湖(青森県十和田市)の桟橋に不法係留されたまま10年以上放置されている遊覧船4隻について、行政代執行法に基づく強制撤去を始めた。

放置された遊覧船の詳細

県港湾空港課によると、遊覧船はいずれも3階建てで全長約30メートル。最大の「第3十和田丸」(約350トン)は雪の重みと風で横倒しになり、景観悪化が問題となっていた。撤去費用は約7億円を見込み、2027年度末までに撤去する。

放置に至る経緯と対応

船を所有する十和田湖遊覧船企業組合は2014年8月に運航を始めたが、約2か月後に事業を中止。県への桟橋使用料の支払いが滞り、2015年11月に放置状態となった。県は約30回にわたり撤去を求めてきたが、組合は応じていなかった。

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この日は、船周辺を立ち入り禁止にするため、作業員がバリケードを設置し直すなどした。

観光関係者の期待

十和田湖の観光振興を進める「十和田奥入瀬観光機構」の磯汐梨・地域連携部長(33)は「船が撤去されれば、湖がより美しい姿になる」と話した。

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