俳優・堀内正美さん、臼井真さん追悼「歌い継ぐことが生きた証し」
堀内正美さん、臼井真さん追悼「歌い継ぐことが証し」

1995年1月17日の阪神大震災からの復興を願って作られた合唱曲「しあわせ運べるように」を作詞作曲した元神戸市立小学校音楽教諭の臼井真(うすい・まこと)さんが、65歳で亡くなった。悲報を受け、ゆかりの人々が改めてその功績をたたえている。

同級生・上杉登美さんの証言

大阪芸術大学時代の同級生で歌手の上杉登美さん(66)は、5月に臼井さんと一緒にコンサートを開催したばかりだった。「誰に対しても優しく、人の心が分かる人で、曲によく表現されていた。自分も被災したのに、『音楽が少しでも心の安らぎになれば』という気持ちで活動していたと思う。急なことで、信じられない」と話した。

俳優・堀内正美さんが語る出会いと涙

NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」元代表で俳優の堀内正美さん(76)は、1998年頃に臼井さんと出会った。初めて「しあわせ運べるように」を聞いた際には涙があふれたといい、「震災でたたきのめされ、うちひしがれている人が多かった。希望を感じられる歌詞で、子どもたちの歌声は天使のように感じられた」と振り返る。

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臼井さんの教育への献身と遺訓

近年も交流があった堀内さんは、「子どもたちへの教育に全てをささげたような人だった。子どもたちが曲を歌い継ぐことが臼井先生が生きた証しになっていくと思う」と悔やんだ。

臼井さんの死は、震災から31年を経た今もなお、多くの人々に希望を与え続ける曲の重みを改めて示している。

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