大竹まことさん(77)前立腺がん公表、早期発見の鍵はPSA検査
大竹まことさん前立腺がん公表、PSA検査が鍵

タレントの大竹まことさん(77)が前立腺がんの手術を受けたことを公表した。これを受け、早期発見の鍵となるPSA検査について、医師が解説する。

PSA検査の数値と注意点

PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺がん以外の病気でも上昇することがある。前立腺炎、尿路感染症、前立腺肥大症などでも数値が上がるほか、射精や長時間の自転車走行でも一時的に上昇することが知られている。そのため、数値が高いだけでは「がんがある」とは断定できず、上昇がみられた場合は数週間後に再検査を行うのが一般的だ。

MRI検査と生検の流れ

PSAの上昇が確かな場合、次に行われるのがMRI検査である。骨盤に接する前立腺はCT検査ではよく見えないが、MRIでは骨の影響を受けずに多くの情報が得られる。MRIでのがんの疑いの強さは「PI-RADSスコア」(1〜5)で表され、スコアが1〜2であれば疑いは低く、不要な生検を避けられる。スコアが2を超える場合は、生検を検討する。

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悪性度の評価と治療法

生検でがんが見つかった場合、がん細胞の見た目から悪性度を数値化する「グリーソンスコア」と、それをもとにした「ISUPグレード」という分類で悪性度を判断する。前立腺がんにはさまざまな治療法があり、悪性度や進行度に応じて選択される。

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