病院でマイナ保険証を利用する際は、顔認証か暗証番号の入力で本人確認を行う。暗証番号を使う場合、4ケタの番号を覚えておく必要があり、3回連続で間違えるとロックがかかる仕組みだ。
ロックされても、顔認証や窓口での顔写真の目視確認ができれば、健康保険証としては利用可能。ただし、ロックを解除するには、住民票のある市区町村の窓口などで初期化・再設定が必要になる。
電子証明書の期限に注意
マイナンバーカードには電子証明書が搭載されており、5年ごとに有効期限を迎える。有効期限が切れても、満了日が属する月の末日から3カ月間はマイナ保険証として使えるが、一部の機能が制限される。3カ月を過ぎるとマイナ保険証としても使えなくなるため注意が必要だ。
電子証明書の更新手続きは、ロック解除と同じく市区町村の窓口で行う。有効期限の3カ月前から更新が可能で、更新可能な時期が近づくと自宅に更新案内の書類が郵送される。病院の受診時にカードリーダーの画面上にアラートが出るため、期限が切れる前に更新手続きを済ませておくとよい。なお、更新手続きはカードリーダーの画面上ではできない。
スマホ版も実物と連動
スマホのマイナ保険証は、実物のマイナンバーカードの電子証明書と連動しているため、電子証明書の有効期限が切れると使えなくなる。マイナンバーカード自体の有効期限(10年ごと)が切れた場合も同様だ。
実物のマイナンバーカードの電子証明書やカードを更新した後、スマホのマイナ保険証を使う場合は、改めてマイナポータルからスマホ側の利用手続きが必要になる。実物側の手続きだけで終わるわけではないため、忘れずに操作しよう。
本格移行に向けて今できる準備
これまで移行期間中は従来型の保険証を使い続けることもできたが、2026年8月からはマイナ保険証への移行が本格化する。従来型の保険証を持ち歩いている人は、今後の受診に備えて、資格確認書かマイナ保険証に切り替えておこう。



