キクラゲの健康効果:ビタミンDが血圧を下げ腎臓を守る
キクラゲといえば、中華料理の脇役というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし実は、ビタミンDの含有量は食品の中でもトップクラス。血圧の管理や腎臓の健康維持にも役立つ可能性があると注目されています。今回は、『「腎臓にいいこと」、ぜんぶ集めました。』(工藤孝文監修、ホームライフ取材班編/青春出版社)から、キクラゲの意外な健康効果を紹介します。
血圧を下げて腎臓病予防
中華料理などによく使われる乾燥キクラゲ。この黒いキノコも、腎臓を元気にする働きを持っている。コリコリした食感から、食物繊維が豊富なのは想像できるだろうが、特筆されるのは別の成分。ビタミンDがけた外れに多く、あらゆる食品のなかでもトップクラスの含有量を誇るのだ。
ビタミンDといえば、骨を強くするのに欠かせない成分で、近年は血圧との関係も注目されている。血液中のビタミンD濃度が10%上昇するごとに、高血圧のリスクが8.1%下がるという研究もある。
高血圧と腎臓の関係
高血圧は動脈硬化を進行させる大きな原因。ビタミンDの働きで血圧上昇を防ぎ、腎臓の毛細血管の健康を保ちたいものだ。ビタミンDは脂溶性なので、キクラゲを炒め物や揚げ物にすれば効率良く摂取できる。
腎臓は肝臓同様に「沈黙の臓器」と呼ばれ、ダメージが進むまで自覚症状がほとんどありません。その代償は大きく、ひどくなると人工透析に、なんてことも…。しかし、食事・生活習慣・環境などで日々のケアが可能です。本書では、医学的根拠をもとに、腎臓を守る・元気にする方法を網羅的に紹介します。



