岐阜市民病院は25日、B型肝炎に感染した母親から生まれた子供に適切な母子感染防止策を講じなかったため、子供も感染し、肝細胞がんを発症する医療事故が起きたと発表した。過失を認め、被害者に3600万円の賠償金を支払う方針。
感染情報の引き継ぎ漏れでワクチン未投与
病院によると、産婦人科から小児科に母親の感染情報が引き継がれず、生後1カ月以降に必要な感染防止のワクチンが投与されなかった。生後4カ月の時、別の病院で受けた血液検査で感染が分かり、ワクチンが投与されていないことも判明した。
子供は令和4年2月に肝細胞がんを発症
子供は令和4年2月、肝細胞がんを発症した。病院によると、適切な防止策を実施すれば、95%以上の確率でB型肝炎の母子感染は防げるという。
被害者の特定につながるとの理由で、事故があった時期や子供の発症時の年齢は明らかにしていない。



