医師・和田秀樹が勧める高齢夫婦の死亡率を下げる「シンプルな行動」とは?
医師・和田秀樹が勧める高齢夫婦の死亡率を下げる行動とは?

精神科医の和田秀樹氏は、高齢になっても意欲や若さを維持する方法として、パートナーと一緒に実践できる「シンプルな行動」を提案している。それは、散歩や買い物など外出時に手をつなぐことだ。この行動が心身をリラックスさせ、ストレスや孤独感を軽減し、高齢夫婦の死亡率を下げる効果も期待できるという。

恋愛が「感情の老化」を防ぐ理由

和田氏によると、前頭葉を活性化させるには日常的には得られない刺激が必要で、恋をして胸がときめいたり、異性とふれあってドキドキしたりする体験が前頭葉を刺激し、「感情の老化」を防ぐという。恋は突然訪れるものであり、「もう恋なんてする年じゃない」と言わずにオープンな姿勢でいることが大切だとしている。

恋愛のメリットは初期のドキドキ感だけではない。好きな人がいるだけで癒され、恋人同士になれば信頼感や安心感に包まれる。医学的にも、好きな人と一緒にいると性ホルモンの分泌が増えて気持ちが若返り、恋人の写真を見るとドーパミンが活発に分泌されて多幸感を得られるなど、ポジティブな感情が引き起こされるという。

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手をつなぐと「愛情ホルモン」が増える

和田氏は、手をつなぐことで「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの分泌が促され、心身がリラックスすると説明する。この効果により、ストレスや孤独感が軽減され、結果として高齢夫婦の死亡率を下げることにつながる可能性があるという。

また、恋愛対象は人間に限らず、生成AIやアイドルでもよいとしている。年齢を重ねても恋愛感情を持つことで、感情の老化を防ぎ、意欲や若さを維持できると述べている。

※本稿は、和田秀樹氏の著書『80歳から始めてよかった100のこと』(永岡書店)の一部を再編集したものです。

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