米CNNテレビは15日、東部ボストン近郊の自宅で母親(45)と弟(14)を殺害したとして訴追された少年(17)が事件前、対話型の生成人工知能(AI)「チャットGPT」に家族殺害に関する「理論的なアイデアや空想のストーリー」を相談していたと報じた。地元検事が記者団に明らかにしたという。
事件の経緯と発覚
ボストン近郊の事件は11日、家庭教師が訪問予定日に家に入れず、警察官が駆けつけたことから発覚。現場からは損傷して血液が付着したノートパソコンや刃物のようなものが見つかった。
検事は、少年が「登場人物を設け、ゴシック小説のような空想のストーリーを作るのにチャットGPTを利用していた」とし、事件に関連があったとの見方を示している。
生成AIを巡る訴訟
対話型の生成AIを巡っては、銃撃や自殺の方法を指南したとされる事例が相次いでいる。米南部フロリダ州は6月初旬、チャットGPTの安全対策が不十分だとして運営元のオープンAIを提訴したことを明らかにした。



