黄川田内閣府特命担当相(こども政策)は17日、三重県庁で一見勝之知事と面会し、子どもの自殺対策に取り組む協議会の設置を主導するよう求めた。4月施行の改正自殺対策基本法に基づき全国の知事に同様の要請をしており、一見知事は設置する意向を表明した。
協議会の役割と背景
協議会は子どもの自殺につながる情報を行政や地域の関係機関で共有し、連携して対応する。都道府県や市町村単位で設置する。
黄川田担当相は面会で、2025年の小中高生の自殺者数が全国で538人と過去最多になったことに触れ「子どもの命と安全を徹底的に守らなければいけない。三重県でも強く協力を要望したい」と伝えた。一見知事は「市町にも働きかけたい」と述べた。
県内の状況と知事の呼びかけ
県によると、20歳未満の昨年の自殺者数は16人(概数)で、20年の9人から増えた。夏休み明けは子どもの自殺が多く、一見知事は面会後、報道陣に「一人で悩まず、周囲に気軽に相談してほしい」と述べた。



