善通寺市で県内初の電子投票開始、知事選期日前投票
善通寺市で県内初の電子投票開始、知事選期日前投票

30日に投開票が行われる知事選の期日前投票が14日、県内全17市町の計21か所で始まった。善通寺市では県内で初めてとなる電子投票を開始し、市役所に設けられた期日前投票所を利用した有権者から「簡単だった」「分かりやすい」といった声が上がった。

22年ぶりの都道府県レベルの電子投票

都道府県レベルの選挙での電子投票は、2004年の岡山県知事選で同県新見市が実施して以来、22年ぶり2度目となる。

この日、善通寺市役所1階の期日前投票所には、予備を含めて4台のタブレット端末が置かれた。訪れた有権者は、端末の画面に表示された候補者4人からタッチペンで特定の候補者を選んで1票を投じた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

職員による補助と費用

市が投票所に配置した職員6人は、受け付けや操作方法の説明、操作支援を分担し、投票を補助した。電子投票をした男性は「画面に触れたら良いだけで、案外簡単だった。スタッフの説明も分かりやすかった」と満足げに話していた。

市は今回の知事選で、職員研修や機器のレンタル料として約1200万円を計上。うち約1000万円は国の特別交付税で賄い、残る約200万円は県が負担する。

期待される効果とリスク対策

電子投票は書き間違いなどによる無効票がなくなり、開票の手作業も不要になるため、開票時間の短縮や職員の負担軽減が期待される。市は従来、職員約70人で開票作業をしていたが、今回は約20人になる予定だ。

一方で、機器のエラーで投票者数や得票の集計ができない恐れもある。市は対策として、記録媒体で投票データを二重に管理するほか、操作不良時には端末などを貸している京セラ(京都市)の社員が対応するように依頼している。

市選挙管理委員会は「県政のリーダーを決める大事な選挙。簡単に操作できるので、ぜひ1票を投じてほしい」と呼びかけている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ