東京23区の中で「絶対に住みたくない」と思われている区はどこでしょうか。東洋経済オンラインが実施したアンケート調査の結果、ワースト1位は足立区という結果になりました。
調査概要
この調査は、東洋経済オンラインの読者を対象に2023年11月に行われました。有効回答数は1,234人で、東京23区の中で「絶対に住みたくない」と思う区を1つ選んでもらいました。
ワースト1位は足立区
ワースト1位となったのは足立区で、回答者の約15%が選択しました。理由として最も多かったのは「治安が悪い」という意見で、次いで「イメージが悪い」「交通の便が悪い」が続きました。
足立区は、かつては治安の悪さが指摘されていましたが、近年は改善傾向にあります。しかし、根強いネガティブイメージが影響しているようです。
ワースト2位以下
ワースト2位は葛飾区(約12%)、3位は江戸川区(約10%)、4位は荒川区(約8%)、5位は墨田区(約7%)でした。これらの区も、治安やイメージの面で課題があると見られています。
一方で、住みたい区のランキングも同時に調査されており、1位は世田谷区、2位は港区、3位は文京区という結果でした。
専門家の見解
都市計画に詳しいA大学教授は、「ランキングの結果は、実際の治安データよりも、メディアなどで形成されたイメージに左右されている面がある」と指摘します。実際、警視庁の犯罪統計によると、足立区の刑法犯認知件数は減少傾向にあり、2022年には10年前と比べて約30%減少しています。
また、B大学教授は「住みたくない区のランキングは、その区のイメージ戦略の重要性を示している。実際の住みやすさは、交通アクセスや商業施設の充実度など、多角的に評価すべきだ」と述べています。
まとめ
「絶対に住みたくない」ランキングは、あくまでイメージ調査であり、実際の住みやすさとは必ずしも一致しません。足立区は、近年再開発が進み、生活利便性が向上している地域もあります。住む場所を選ぶ際には、実際に訪れて自分の目で確かめることが大切です。



