カタール寄贈の新大統領専用機に安全懸念、トランプ氏「対策万全に」
カタール寄贈の新大統領専用機に安全懸念、トランプ氏

ドナルド・トランプ米大統領は19日、トルコ訪問時に安全上の懸念が報じられた新たな大統領専用機「エアフォースワン」について、安全対策を万全にするため1か月間改修に出す必要があると述べた。この機体は、中東カタールから贈られたものである。

新専用機の安全対策をめぐる報道

トランプ氏は今月1日、新専用機として改修された新型のボーイング747-8型機に初めて搭乗したが、7月10日にアンカラで開催されたNATO首脳会議からの帰路では旧型の専用機を使用したことで、さまざまな憶測を呼んでいた。

ニューヨーク・タイムズ紙は、新大統領専用機には対ミサイル防御システムといった、旧機体と同様の安全対策が準備されていなかったと報じた。この報道を受け、同紙の記者らはトランプ政権から呼び出されている。

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トランプ氏の説明と改修計画

完全な防御能力を備えていない飛行機に今も乗り続けている理由を記者団から問われたトランプ氏は、「多くの能力を備えてはいるが、私の認識では、1か月ほどしたらいったん(改修に)送り出し、安全対策を万全にさせる予定だ」と語り、作業には「1か月ほどかかるだろう」と続けた。改修予定の安全対策について、トランプ氏は具体的な詳細を明かさなかった。

トルコ訪問当時、トランプ氏は、米軍兵士たちに見せるために英国の空軍基地へ同機を先に向かわせたと説明していた。

カタールからの寄贈の経緯と懸念

カタールの王室は昨年、1990年から米国大統領専用機として使用されてきた2隻の老朽化した機体の状態についてトランプ氏が不満を漏らしたことを受け、この高級旅客機を寄贈した。有識者らは、カタールのような外国勢力から数億ドル相当の航空機が贈られたことについて、倫理的、憲法的、そして安全保障上の多くの懸念を提起している。

この航空機は、これまでの白とライトブルーの塗装から一新され、トランプ氏がデザインした赤、白、ネイビーブルーの新しい塗装が特徴となっている。

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