全国戦没者追悼式が15日、東京都千代田区で開かれ、高市首相が式辞で「戦争の惨禍を二度と繰り返させない」と誓い、「インド太平洋の輝く灯台として頼りにされる国に」と述べた。
式辞の全文
高市首相は式辞で、先の大戦で「約310万人の同胞の命が失われました」と述べ、戦場で倒れた人々や、広島・長崎への原爆投下、各都市への爆撃、沖縄での地上戦などで犠牲となった人々、終戦後に異郷で亡くなった人々の霊を悼んだ。
その上で「今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れません」と述べ、敬意と感謝の誠を捧げた。
帰還と平和への誓い
また、まだ帰還を果たしていない遺骨について「一日も早くふるさとにお迎えできるよう、国の責務として全力を尽くしてまいります」と述べた。
さらに「戦後、我が国は一貫して、平和を重んじる国として歩みを進め、世界の平和と繁栄に貢献するために力を尽くしてまいりました」と振り返り、「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない」と強調。
「戦後81年が経ちますが、歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを、世代を超えて継承し、貫いてまいります」と述べた。
日本の役割と結び
高市首相は「日本は、各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます」とし、「今を生きる世代も、未来を生きる世代も、希望を持てる日本を、安全で安心して暮らせる社会を、創り上げてまいります」と決意を示した。
式辞は「戦没者の御霊のご平安と、ご遺族の皆様のご健勝を、お祈り申し上げます」と結ばれた。



