清瀬市、2026年度予算案を発表 中央公園整備や市民イベント拡充に注力
清瀬市は2026年度の予算案を公表し、市民生活の向上に向けた多様な事業を盛り込んだ。一般会計の総額は384億7200万円で、前年度と比較して2.3%の減少となったものの、大型プロジェクトを中心に内容の充実が図られている。
中央公園の全面オープンと「きよせ市民まつり」の拡大
10月の全面オープンを目指す中央公園の整備事業には、約4億4900万円が計上された。これに伴い、秋の大型イベントである「きよせ市民まつり」の会場を同公園に移転し、開催期間を1日から2日間に拡大する。企画内容もより豊富にする方針で、事業費として540万円を確保した。
ICT教育の推進と電子黒板の導入
情報通信技術(ICT)教育をさらに発展させるため、市内の全中学校の普通教室に電子黒板を導入する。大型画面への画像投影など多機能な設備で、9月からの利用開始を予定している。この事業には2000万円が充てられる。
清瀬小学校の新校舎建設に向けた準備
清瀬小学校の新校舎建設については、2027年度の工事発注を見据えた準備を進める。本年度の予算額は2億986万円とし、計画の着実な推進を図る。
子育て家庭への支援策の強化
子育て家庭の孤立化や産後うつ予防を目的に、家事育児サポーターの派遣を開始する。対象は妊娠中の女性および子どもが3歳未満の家庭で、利用料金は1時間当たり800円。4月から申請を受け付け、事業費は1563万円となる。
高齢者向け補聴器購入助成の開始
10月以降、高齢者の補聴器購入に対して一部助成を実施する。購入費の2分の1、上限3万円を支援し、予算額は157万円とした。これにより、高齢者の生活の質向上を後押しする。
清瀬市の予算案は、公園整備や教育環境の改善、子育て・高齢者支援など、多岐にわたる分野で市民のニーズに応える内容となっている。今後、議会での審議を経て正式決定される見込みだ。



