横浜市の山中竹春市長(53)の辞職に伴う市長選で、自民党内で弁護士の原沢敦美氏(59)が有力候補として浮上し、擁立に向けて調整していることが、党市連や神奈川県連の関係者への取材でわかった。他党にも連携を呼びかける。
自民党市議団が候補者擁立を模索
関係者によると、自民党市議団などが山中氏に辞職を要求した8月半ばごろから候補者擁立を模索し、その一人として原沢氏が浮上。経済界にも支援の声があり、今週中にも市連幹部や国会議員、他党幹部や若手経済関係者らと原沢氏の面談が予定されているという。
原沢氏の経歴
原沢氏が勤める弁護士事務所ホームページなどによると、原沢氏は慶応大学大学院理工学研究科修了後、技術系総合職として日本航空に入社。12年整備部門で働いた後、早大法科大学院を経て2009年に弁護士に転向した。第一東京弁護士会に所属し、川崎汽船や東横インの社外取締役などを務めている。予備自衛官の経歴もある。
市長選の日程と山中氏の動向
市長選は、山中市長が職員へのパワーハラスメント問題で引責辞任することに伴い行われる。10月4日告示、18日投開票。山中市長は辞職表明後の会見で出馬について「全くの未定」としたが、後援会関係者によると意欲をみせている。一方で、山中氏を支援してきた経済界の一部は原沢氏を支援するとみられる。



