長崎県立島原農業高校(島原市)が、文部科学省が推進する高校教育改革促進事業「ネクストハイスクール構想」の改革先導拠点に採択された。2026年度から2028年度までの3カ年で、IT技術を駆使したスマート農場などの整備が進められることとなった。
スマート農場で農業教育を革新
農業が盛んな島原半島地域において、情報技術やデータ活用による生産性向上、起業家的思考で新たな価値を生み出せる人材の創出を目指す。改革目標として、地域との共創、スマート化による先端的学び、探究・起業家的な学びを掲げ、最大18億円の国費を投入し、ソフト・ハード両面の整備を3カ年で進める。
今月3日には、同校教員と長崎県教育委員会の担当者との対話会が開かれ、事業推進に向けた期待や課題を車座になって話し合った。甲斐毅彦校長は「現場の仕事量が増えるというピンチはあるが、学校再編が検討される中、島原半島地域に農業教育を残すチャンスでもある」と語った。
県内から他校も採択
長崎県内では、島原農業高校のほかに佐世保中央高校と長崎鶴洋高校が同事業に採択されている。



