福岡県議会の蔵内勇夫議長への辞職勧告決議案の採決をめぐり、17日の福岡県議会は大きく揺れた。自民党から中止を求める緊急動議が出され、採決は見送られたが、議員総会が紛糾する会派もあり、議員からは「踏み絵」だという声も聞かれた。
自民の緊急動議で採決見送り
辞職勧告決議案を提出したのは、議長就任前に自民会派の幹部から総額2千万円以上を要求され、支払ったと証言した吉松源昭議員。14日に単独で提出していた。
賛成の方針を固めていたのは公明党県議団。新開昌彦団長は「吉松さんの決議案の内容には疑義があるが、激励やお叱りなど、地域の皆さんにいろんな声をいただき判断した」と説明した。
「踏み絵」と受け止める議員も
蔵内氏ら自民会派の幹部は金銭授受疑惑に揺れる中、今回の採決見送りをめぐっては、自民党内の若手議員の行動に衝撃が広がっている。議員からは「踏み絵」という言葉も聞かれ、今後の県政運営に影響を与えそうだ。



