トランプ米大統領、防衛企業と会合 高性能兵器の生産4倍増へ合意
トランプ氏、防衛企業と会合 兵器生産4倍増へ合意 (07.03.2026)

トランプ米大統領、防衛企業幹部と会合 高性能兵器の生産拡大で合意

トランプ米大統領は6日、防衛関連企業の幹部と会合を開き、兵器の生産スケジュールなどを協議しました。この会合で、高性能な「精巧級」兵器の生産量を4倍に増やす方針に企業側が合意したと、交流サイト(SNS)を通じて明らかにしました。

軍事装備品の供給加速を要求 イラン攻撃への備え強化

トランプ政権は、軍事装備品の生産を請け負う企業に対して供給の加速を要求しています。これは、イラン攻撃が続く中、備蓄の増強を図る狙いがあるとみられています。トランプ氏は会合で、「できるだけ早く、数量を最高レベルまで引き上げたい」と強調し、生産拡大の取り組みは会合の3カ月前に開始され、工場での生産は既に始まっていると述べました。

懸念されている弾薬の備蓄については、トランプ氏が「中級または上級中位の弾薬の供給は事実上無制限だ」と根拠を示さず主張しました。また、イラン攻撃や1月の対ベネズエラ軍事作戦で使用したとして、発注量を増やしていると言及しました。

「精巧級」兵器の詳細不明 主要防衛企業7社が参加

「精巧級」兵器が具体的にどのような兵器を指すかは不明ですが、会合には航空防衛機器大手のロッキード・マーチン社や防衛大手のレイセオンなど、主要な7社が参加しました。これらの企業は、生産拡大に向けた具体的なスケジュールや課題について協議し、2カ月後に改めて会合を開くとの見通しを示しました。

この動きは、米国の防衛産業における生産能力の強化を目指すもので、国際情勢の緊迫化に対応するための重要なステップと位置付けられています。トランプ政権は、安全保障上の脅威に迅速に対応するため、民間企業との連携を深めていく方針です。