ロシア唯一の反戦政党ヤブロコ、選挙排除の危機 最高裁に訴えられる
露唯一の反戦政党ヤブロコ、選挙排除の危機

ロシアで事実上、唯一の「反戦政党」として活動するリベラル系「ヤブロコ」が7日、9月の下院選から排除されるべきだとして最高裁に訴えられた。もともと議席を獲得するのは難しい情勢だが、選挙運動を通じてウクライナ侵攻に反対する声が国民に届くのを防ぐ「政治的な弾圧」だとの懸念が高まっている。

政権寄りの民族主義政党が提訴

ヤブロコを訴えたのは、政権寄りの民族主義政党「祖国」。ロシアメディアによると、違法に調達した資金を使い、フェイスブックなどロシアで禁止されているSNSでの選挙活動を行っていると主張し、「国家を裏切り、米欧のために働いている」と非難した。

これに対し、ヤブロコは、中央選挙管理委員会に財務報告書を提出しており、問題はないと反発。「公式の口座を使い、ロシア人から資金を集めている」と訴えている。

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「過激派活動」認定なら全面禁止も

訴状には、①ロシアでは「過激派」として扱われるLGBT運動への支持②プーチン政権が一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部全域の占領断念を意味する停戦の呼びかけ、をヤブロコが行っていて、これが「過激派活動」にあたるとの記載がなされているとの報道も出ている。下院選からの排除にとどまらず、全面的な活動禁止になる可能性もある。

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