ロシア、反戦訴えた元大統領候補ナジェージュジン氏を「外国の代理人」に指定 下院選排除狙いか
ロシア、反戦元大統領候補を「スパイ」指定 下院選排除か

ロシア法務省は10日、2024年の大統領選で反戦を掲げて立候補を目指したボリス・ナジェージュジン氏を、外国のスパイとみなされる「外国の代理人」に指定した。ロシアメディアが伝えた。同氏は9月の下院選への立候補を目指しており、選挙からの排除を狙った可能性がある。

法務省の批判と指定理由

インタファクス通信によると、法務省はナジェージュジン氏を「ロシア当局の決定や政策、選挙制度について虚偽の情報を広めた」と批判。外国の代理人や、「ロシアでの活動が好ましくない」とみなされた外国組織などの情報拡散にも関与したとしている。

下院選への影響とナジェージュジン氏の反応

ロシアの経済紙「コメルサント」は、ナジェージュジン氏が下院選への立候補を6月に表明し、手続きに必要な署名集めを始めていたと報じた。ロシアでは外国の代理人に指定されると、選挙への立候補が禁止される。ナジェージュジン氏は10日、「予想通りだ。(政権は)政府への信頼が揺らいでいると理解しており、(下院選で)必要な結果を得るには、ほかに手段がない」とSNSに投稿した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

ロシアでは今春、携帯通信を利用した反戦活動への規制が強化されており、政権批判の芽を摘む動きが続いている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ