米国のバイデン前大統領が、同時多発テロから25周年の節目となる9月11日、ニューヨークでの追悼式典に出席することが決まった。バイデン氏の参加により、同式典に出席する存命中の元大統領経験者の顔ぶれが出そろうことになる。
バイデン夫妻がWTC跡地の式典に出席
2001年9月11日、乗っ取られた2機の民間飛行機が世界貿易センター(WTC)の北棟と南棟に激突し、約3千人が犠牲となった。
バイデン氏と妻のジル氏は、WTC跡地で行われる式典にそろって出席する。前大統領の報道官が1日、明らかにした。一方、式典の主催者である「9・11追悼博物館」の広報担当者は、コメントを控えている。
トランプ氏は欠席、理由は演説が認められないため
このバイデン氏の動きは、後任のトランプ大統領の対応とは対照的だ。ホワイトハウスの当局者らは当初、トランプ氏が追悼記念日の当日、生まれ故郷のニューヨーク市を訪れる方向で準備を進めていた。
しかし、トランプ氏は追悼式典への欠席を決めた。この件をめぐる一連の協議を知る複数の関係者によると、理由の一つは、式典での「演説」が認められていないことにあるという。
この追悼記念日は、トランプ氏にとって重要な意味を持つ日とみられていたが、今回の決定により、ニューヨークでの式典にはバイデン氏らが出席し、トランプ氏は欠席する形となる。



