ウクライナのスビリデンコ首相が最高会議(議会)に辞意を伝えた。ステファンチュク議長が13日に明らかにしたところによると、議会は近く辞任について審議する見通し。後任には国営エネルギー企業ナフトガスの最高経営責任者(CEO)セルヒー・コレツキー氏の名前が浮上している。
ゼレンスキー大統領、冬に備え内閣刷新を決断
ゼレンスキー大統領は12日、電力不足が懸念される冬に備えるためにも内閣を刷新する必要があると述べ、スビリデンコ氏を交代させる意向を表明していた。同氏は駐米大使に就く案が取りざたされている。
後任候補コレツキー氏、国営企業で国益守る
ゼレンスキー氏はコレツキー氏と12日、国家戦略について協議。利害が複雑に絡むナフトガスの責任者として、同氏が国益を守るため尽力してきたと評価していた。コレツキー氏はエネルギー分野での経験を買われ、戦時下での安定したエネルギー供給が期待される。
ウクライナではロシアの侵攻によりエネルギーインフラが破壊され、冬場の電力不足が深刻な問題となっている。ゼレンスキー政権は内閣刷新により、効率的なエネルギー管理と国際支援の活用を目指すとみられる。



