【ワシントン=栗山紘尚】米国のベッセント財務長官は20日、米CNBCのインタビューで、トランプ米大統領が表明した新たな対イラン経済圧力は「史上最も厳しい制裁」になると述べ、24日に記者会見を開き、詳細を公表する方針を明らかにした。同盟国と連携してイランを経済的に孤立させ、「体制を崩壊させる」と強調した。
「我々と共にあるのか、敵対するのか」
ベッセント氏は各国に対し、「『我々と共にあるのか、敵対するのかを選べ』と迫ることになる」と主張。イランとの取引を継続し、原油購入などを続けるのであれば、「米国は権限と力を総動員して制裁措置を実施する」と述べ、イランに協力する国も経済圧力の対象になるとの考えを示した。
中国への原油取引停止要求
イラン産原油の大半を輸入する中国にも、原油取引の停止を求め、「協調すれば、大きな利益が得られる」と訴えた。
空母ジョージ・ワシントン中東到着
米中央軍は20日、米海軍横須賀基地を拠点とする原子力空母「ジョージ・ワシントン」が中東地域に到着したと発表した。米軍はイラン関連船舶への海上封鎖措置を継続しており、中東の戦力を維持する。米軍準機関紙「星条旗新聞」によると、ジョージ・ワシントンの中東派遣に伴い、アジア・太平洋地域に展開する米空母はゼロとなった。



