AI陣営の「米中二股」許さず、トランプ政権が各国に意向確認へ
AI陣営の「米中二股」許さず、トランプ政権が意向確認へ

トランプ米政権が人工知能(AI)の開発競争を巡り、米国が主導する陣営に付くか中国側に回るかを各国に意向確認する準備を進めていると、ロイター通信が14日報じた。開発に必要な重要鉱物を持つ国を米国主導のサプライチェーン(供給網)に囲い込む狙いがある。

30カ国以上に書簡、重複参加は排除

ロイターによると、米国や日本などが昨年末に発足させた「パックス・シリカ」の参加国を中心とした30カ国以上に書簡を送り、中国主導の「世界AI協力機構」に重複参加する国は米陣営から排除すると警告する。現段階で両方に加わっているのはカザフスタンだけだという。書簡を送る時期は不明としている。

パックス・シリカとは

パックス・シリカは、AI技術に不可欠な半導体や重要鉱物の確保に向けた多国間の協力枠組み。日米に加え韓国、オーストラリア、欧州連合(EU)など二十数カ国・地域が参加する。このほか6月のパックス・シリカ会合に出席して共同声明に署名した国々も意向確認の対象になるという。

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