中国の対日批判長期化に備えよ=長戸雅子
中国の対日批判長期化に備えよ=長戸雅子

中国が日本を「新型軍国主義」と盛んに喧伝し、批判を続けている。こうした中、論説副委員長の長戸雅子氏が過去の体験を振り返り、批判の長期化に備えるよう警鐘を鳴らしている。

過去の反日デモの記憶

2005年4月、日本が国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指して活発な活動を行っていた時期、中国国内では反日デモが吹き荒れた。日本大使館には石やペットボトルが投げられた。同時期にニューヨークでも、在米中国系・韓国系住民らによる反日デモが行われ、「日本は最も邪悪な国」と叫んでいた。

米国人の反応と外交官の言葉

米国のデモは平和裏に短時間で終了し、米国人の男女は「どの国も悲惨な歴史を背負っている。脛に傷のない国なんてない」「なぜ日本だけを標的にし続けるの?」と語った。また、数年前にはアジアの某国の外交官が「日本はお気の毒です。いつまでたっても日本を許そうとしない隣国が複数ある」と漏らしたという。

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「新型」批判の長期化懸念

防衛省防衛研究所の飯田将史部長は、中国中心の国際秩序を目指す中国にとって「米国を国際秩序の担い手として引き留めようとする日本が目障り」だと指摘する。日米同盟も標的となる可能性があり、「新型」批判は長期化する恐れがある。政府は正しい発信に努めるべきだと長戸氏は強調している。

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