イランがホルムズ海峡封鎖を宣言、米軍は否定
2026年7月12日、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」がホルムズ海峡の再封鎖を宣言した。声明で「米国による地域への介入が終わるまで、海峡は封鎖する。いかなる船舶も海峡を通過することは許可されない」と表明した。これに対し、米中央軍は同日、「ファクトチェック」と題した声明を発表し、「イランはホルムズ海峡を管理していない」と反論。「引き続き(船舶が自由に航行できる)国際海峡であり、米軍はその状態を保つための準備ができている」と強調した。
米軍の攻撃とイランの報復
米軍は12日、大規模な爆撃を実施した前日に続き、イランのミサイル拠点や革命防衛隊の船舶を攻撃した。米メディアが報じた。イラン側も地域の米軍拠点への攻撃を繰り返しており、両者の応酬に歯止めがかからなくなりつつある。トランプ大統領も12日、声明でイランの封鎖宣言を否定し、米軍の行動を正当化した。
ホルムズ海峡を巡る対立の背景
ホルムズ海峡の航行管理を巡る対立が再び激化している。イランは原油輸送の要衝である同海峡の支配を誇示し、米国と対立。トランプ政権はイランへの圧力を強めており、今回の攻撃もその一環とみられる。専門家は、双方の強硬姿勢がエスカレートし、地域全体の安全保障に悪影響を及ぼす可能性を指摘している。
イランの封鎖宣言に対し、周辺国も警戒を強めている。米中央軍は「国際海峡の自由航行を維持する」とし、必要に応じて軍事行動を継続する方針を示した。一方、イラン側は「米国の介入が続く限り、海峡封鎖を継続する」として譲らず、緊張は長期化の様相を呈している。



