サウジアラビア政府は14日、東部ダーランにある国営石油会社サウジアラムコの施設が13日に攻撃を受け、火災が発生したと発表した。イエメンの反政府勢力フーシによる攻撃とみられ、サウジ各地で攻撃が相次いでいる。
ダーランとリヤドで被害
ロイター通信はサウジアラムコ関係者の話として、ダーランの本社が入る施設に弾道ミサイルが飛来し、周辺で爆発音が確認されたと伝えた。サウジ主導の有志連合軍は13日、迎撃したミサイルの破片がダーランの住宅地に落下したと発表した。
首都リヤドでも13日、フーシの巡航ミサイルが飛来し、迎撃後に落下した破片で4人が負傷し、15棟の住宅が被害を受けた。
トランプ氏がイラン関与を主張
米国のトランプ大統領は13日、自身のSNSで一連の攻撃はイランの指示によるものだとの見方を示し、11月の米中間選挙を前に「意図的に原油価格をつり上げようとしている」と主張した。
イエメンでは空爆継続
一方、イエメンではサウジ主導の有志連合軍による空爆が続いている。フーシは13日、過去24時間で100回超の空爆やミサイル攻撃を受け、民間人の死傷者が出たと発表した。フーシが運営するテレビ局「アルマシラ」によると、13日にはフーシ支配下の首都サヌア郊外にある石油関連施設が攻撃を受けた。