都市から地方への移住が加速、2024年上半期の転入超過数が過去最高に
都市から地方への移住加速、転入超過が過去最高

移住者数が過去最高を更新

2024年上半期(1月~6月)において、都市部から地方への移住が過去最高を記録したことが、総務省の住民基本台帳人口移動報告で明らかになった。東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)からの転出超過数は3万2,456人に上り、前年同期比で約1.2倍に増加。これは統計を取り始めた2013年以降で最も高い数字となっている。

移住先として人気の地域

移住先として特に人気が高いのは、長野県、静岡県、山梨県などの自然豊かな地域。これらの県では、転入者数が転出者数を大幅に上回っており、特に長野県では2,000人以上の転入超過となっている。背景には、テレワークの普及や地方での生活スタイルへの関心の高まりがあるとみられる。

専門家の見解

移住促進に取り組むNPO法人「地方創生支援センター」の代表理事、山田太郎氏は「コロナ禍を機に地方暮らしへの関心が高まり、その流れが定着しつつある。特に30代から40代の子育て世代の移住が顕著で、地方での教育環境や住環境を重視する傾向が強い」と分析する。また、同氏は「地方自治体の移住支援制度の充実も後押ししている」と指摘する。

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今後の展望

政府は2024年度中に、移住支援金の拡充や空き家バンクの整備など、移住促進策をさらに強化する方針。これにより、今後も移住者数は増加傾向が続くと予想される。一方で、都市部の人口減少や地域経済への影響も懸念されており、バランスの取れた施策が求められている。

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