ベネズエラ地震、死者235人に 生存者救出難航、国際支援相次ぐ
ベネズエラ地震、死者235人 生存者救出難航

南米ベネズエラで24日に相次いで発生したマグニチュード(M)7.2とM7.5の地震により、死者数が200人を超え、25日現在で少なくとも235人が死亡、1500人以上が負傷したことが明らかになった。カルロス・アルバラード保健相が25日に発表した。被害が最も大きかった北西部のラグアイラ州などでは、倒壊した建物のがれきの下に取り残された生存者の捜索が続いているが、強い余震が続き、救助活動は難航している。

被害の全容と緊急事態宣言

地震は24日に発生し、多くの建物が倒壊。病院には負傷者が次々と運び込まれているが、遺体で安置所が埋め尽くされている病院もあるという。デルシー・ロドリゲス暫定大統領は25日、国家非常事態宣言を発令し、死傷者がさらに増える可能性を示唆した。ラグアイラ州では、倒壊した建物から生存者の声が聞こえるものの、重機や救助道具が不足し、救出できない状況が続いている。住民のアントニオ・ベルムデスさんは「彼らはまだ生きている。でも、私たちにはもう何もできない。道具がない。助ける手段がないんだ」と語った。

国際社会からの支援表明

地震発生直後から、欧米や南米諸国を中心に救助や支援の表明が相次いでいる。米国は1億5000万ドル(約230億円)規模の支援を表明。ドナルド・トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し「米国は支援する用意も意思も能力もある! 私は政府のすべての機関に対し、迅速に行動する準備を整えるよう指示した。われわれは、新たな偉大な友人たちのために駆けつける」と述べた。スイス、スペイン、フランス、ポルトガル、オランダ、メキシコ、ブラジルは専門家や救助チームをベネズエラに派遣すると表明。ドイツは6機の軍用輸送機を提供する。中国、インド、ブラジル、さらにはイランも支援を申し出ている。

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