ドナルド・トランプ米大統領は6日、対イラン軍事作戦に伴い米軍でミサイルが不足しているとの報道に対し、大量の備蓄があると反論し、「反逆的な発言」をメディアにリークした人物を拘禁刑に科すと脅した。
トランプ氏がSNSで反論
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、米軍のミサイル備蓄が枯渇しているとの報道を激しく批判し、米国には「『弾薬』、特に特定の種類のものは大量にある」と主張。「さらに、必要に応じて大量に生産され、米国に輸送されている。防衛企業はわが国の歴史上最多となる工場を建設している」と付け加えた。
ワシントン・ポストの報道
米紙ワシントン・ポストは、トランプ氏が大統領山荘キャンプ・デービッドで7月31日に閣議に出席した際、ピート・ヘグセス国防長官に対し、弾薬不足についての説明を強く求めたと報じた。同紙が消息筋2人の話として報じたところによると、トランプ氏がヘグセス氏に対し、弾薬に関する問題は「解決された」と思っていたと述べた。
トランプ氏はこうした報道を強く批判し、6日に「これらの反逆的な発言を『リークした人物』を見つけ出す」「長期の拘禁刑を求刑されるだろう!」と脅した。
CNNの報道とホワイトハウスの反応
CNNも、長距離誘導ミサイルや迎撃ミサイルの不足が対イラン軍事作戦におけるトランプ氏の戦略に影響を与えており、米軍は高高度防衛ミサイル(THAAD)の備蓄の「80%近くを消耗した」と報じた。ワシントン・ポストはまた、トランプ氏はイランを「非常に激しく」攻撃すると脅していたにもかかわらず、こうしたミサイルの不足によってトランプ氏がイランに対する新たな攻撃を中止せざるを得なくなったと報じた。
これに対しホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官はX(旧ツイッター)で、トランプ氏とへグセス氏のやり取りに関する報道を「フェイクニュースだ!」と一蹴。「私はトランプ大統領およびヘグセス長官と共にキャンプ・デービッドにいたが、このようなことはなかった」と述べた。ショーン・パーネル国防長官補佐官(広報担当)も、トランプ氏とヘグセス氏の衝突やミサイル不足に関する報道は「どちらも作り話だ」と述べた。



