米中央軍が5日連続でイラン攻撃、タンカー航行不能に…イラン徹底抗戦の構え
米中央軍が5日連続イラン攻撃 タンカー航行不能 イラン徹底抗戦

米中央軍は15日、イランに対する5日連続の攻撃を実施した。目的はホルムズ海峡でのイラン軍の攻撃能力を弱体化させることだとしている。同日、海上封鎖に反してイランの港に向かった石油タンカー1隻を航行不能にしたと発表した。イラン側は徹底抗戦の構えを見せている。

5日連続の空爆と海上封鎖

米中央軍の発表によると、15日は午前と午後の2回にわたって空爆を実施し、イラン各地のミサイル保管・発射拠点などを標的にした。14日に再開した海上封鎖措置に関しては、イラン最大の原油積み出し拠点があるペルシャ湾のカーグ島に向かっていたタンカーを攻撃し、航行不能にした。封鎖突破を試みた商船2隻も引き返させたという。

トランプ大統領のけん制と人質解放

トランプ米大統領は15日、ペンシルベニア州でのイベントで「イランは合意したがっている。合意するか、完全に決着をつけるかだ」と述べ、攻撃拡大をちらつかせてイラン側をけん制した。同日、自身のSNSでイランに拘束されていた米国人女性が釈放されたことを明らかにし「イランの善意に感謝する」とも述べた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

イランの反撃と指導部の強硬姿勢

イランは主にバーレーンとクウェートの米軍施設を攻撃しており、さらに反撃を強める姿勢を示している。精鋭軍事組織「革命防衛隊」の報道官は16日、SNSに「米軍は現状が続くと思うべきではない。次の段階がある」と投稿した。

対米協議の代表団を率いるモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長は15日、国民向けメッセージで「息絶えても戦うため、常に備えるべきだ」と強調し、最高指導者モジタバ・ハメネイ師への服従を呼びかけた。

外務省のエスマイル・バガイ報道官は15日、記者団から米国との協議再開について問われ「今は防衛に専念する」と述べ、協議を再開する予定はないとした。

死者35人に

ロイター通信によると、今月の米軍による攻撃で、イラン側で少なくとも35人が死亡した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ