台湾軍は6日、台北市中心部への攻撃に備え、新しく開通した巨大な橋を封鎖する訓練を行った。これは今週始まった大規模軍事演習の一環で、中国本土による攻撃を想定した今年最大の演習「漢光」が台湾全土で5日から14日までの日程で実施されている。
淡江大橋での夜間訓練
台北中心部を流れる淡水河の河口付近では、今年建設された淡江大橋で夜間訓練が実施された。台湾陸軍の戦闘工兵部隊がクレーンやトラックを使い、コンクリートの壁や有刺鉄線などを約1キロの橋に設置した。
多くの住民が両岸で見守る中、封鎖された橋の下では、兵士が漁網や浮遊物を用いて小型船の侵入を防ぐ訓練も行われた。
専門家の見解と総統視察
台湾の専門家によると、中国の人民解放軍が台北への侵攻を開始した場合、淡水河の両岸から上陸し、淡江大橋で合流する可能性があるという。
この訓練に先立ち、台湾の頼清徳総統は近くの台北港を訪れ、ミサイルや機雷を船に積み込む様子を視察した。



