馬祖列島で50日間の通信断絶 台湾周辺で海底ケーブル損傷相次ぐ
馬祖列島で50日間の通信断絶 台湾周辺で海底ケーブル損傷相次ぐ

台湾で8月、携帯電話のデータ通信制限を想定した演習が初めて行われた。背景には、台湾周辺で海底ケーブルが損傷する事例が相次いでいることもある。実際にケーブルの損傷で約50日間にわたって通信が大幅に制限された離島を記者が取材した。

馬祖列島で起きた通信障害

台湾本島から北西に約200キロ離れ、中国本土から最短距離で10キロほどの馬祖列島は、台湾海峡の北西に浮かぶ大小30を超える島々で構成されている。人口は1万3千人余りで、名産の「コーリャン酒」の製造や漁業、観光が主要産業の自然豊かな地域だ。

島々で通信障害が起きたのは2023年2月のことだった。記者は26年4月、馬祖列島で島民らに当時の話を聞いた。「LINEの通話もメッセージのやり取りもほとんどできなくなった」と島の住民の男性(68)は話す。

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相次いだ通信ケーブルの損傷

台湾周辺では海底ケーブルの損傷が相次いでおり、今回の演習はそうした事態を想定したものとみられる。馬祖列島ではケーブル損傷により約50日間、通信が大幅に制限された。

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