江沢民氏生誕100年記念大会、習氏が天安門事件時の対応評価
江沢民氏生誕100年記念大会、習氏が天安門事件時の対応評価

中国の故江沢民・元国家主席(元中国共産党総書記)の生誕100年記念大会が17日、北京の人民大会堂で開かれた。習近平国家主席(党総書記)が演説し、江氏について「わが国の改革開放と社会主義現代化建設の新たな局面を切り開いた」と評価した。

天安門事件当時の対応を称賛

習氏は、1989年の天安門事件当時、江氏が上海市トップとして「上海の安定を力強く守った」と強調。江氏は、天安門事件に関する対応が最高実力者の鄧小平氏ら党長老に評価され、党総書記に抜擢(ばってき)された経緯がある。習氏は、江氏が「党中央の正しい決定を断固として支持し実行した」と当時の対応をたたえた。

改革開放と対外開放の功績

習氏は、江氏が「さまざまな干渉を排除し、社会の大局的な安定を維持した」と強調。その上で「国家の主権や安全、発展の利益を断固として守り抜かなければならない」と訴えた。また、江政権下の2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟したことを挙げ、「対外開放の新たな枠組みを形作った」と指摘した。

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記念大会の出席者と背景

記念大会は中国共産党や政府などが開いた。習氏をはじめとする現役の党最高指導部メンバーのほか、温家宝・元首相ら引退した歴代指導部メンバーも出席した。江氏の後任である胡錦濤・前国家主席の姿は確認できなかった。

香港メディアによると、中国共産党の主要な指導者として生誕100年記念大会が開かれるのは、毛沢東氏や周恩来・元首相、鄧氏らに続き江氏が7人目になるという。来年秋に開催が見込まれる第21回党大会を控え、江氏の功績をたたえて党内の安定を図る狙いもあるとみられる。江氏は05年に完全引退し、22年に96歳で死去した。

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