8月15日、フィリピン北部ルソン島のラグナ州カリラヤで、第二次世界大戦の犠牲者を悼む日本大使館主催の慰霊祭が行われた。遠藤和也駐フィリピン大使は、米イスラエルとイランの戦闘などで緊張が増す国際情勢に触れ、「改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、記憶を風化させることなく次世代に継承していく」とあいさつした。
参列者らが献花し祈りをささげる
在フィリピンの日本人や日系人、フィリピン政府関係者ら約250人が参列し、献花台に花を手向けて祈りをささげた。
フィリピンでは太平洋戦争の海外戦地として最多となる約51万8000人の日本人が死亡した。一方、フィリピン側の犠牲も100万人を超えた。
大統領メッセージや継続の重要性
慰霊祭では、フィリピンと日本は「善意と勇気を持って」戦後の友好関係を築き上げたとするマルコス大統領のメッセージが紹介された。
マニラ日本人会の岡本健会長(58)は「慰霊祭は子供たちを含めて日本人がフィリピンでの戦禍に思いをはせる機会になっている」と指摘し、継続することの重要性を訴えた。



