最低賃金の職に千人殺到、高学歴化する若者たち ジャカルタ就職戦線
最低賃金の職に千人殺到、高学歴化する若者たち ジャカルタ就職戦線

ジャカルタ中心部で2月に開かれた就職フェア。会場となったイベントスペースは、異様な雰囲気に包まれていた。

企業の担当者に自分を売り込む若者。熱心に雇用条件を聞く若者。職を必死で求める姿は、殺気立ってさえいた。一方で、あきらめたように会場の床に座り込む者の姿もあった。

2日間で4千人参加、最低賃金でも応募殺到

参加者は20~30代。2日間で4千人が参加登録したという。開催前、イベントを告知するや否や主催の元には求職者から「本当に就職できるのか」との問い合わせの電話が殺到した。

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関係者はこう話す。「最低賃金でも、事務職1人の募集をかけただけで、時に1千人以上から応募がある。これがジャカルタの就職戦線だ」

高学歴化する若者、50社応募しても反応なし

連載「限界都市ジャカルタ」膨張の果てに。東京を抜き、世界最大級の都市となったインドネシアの首都ジャカルタ。成功を夢見る人々を引きつけてきた巨大都市は今、名実ともに沈み始めている。

成功、地盤沈下、格差、就職難――。都市の膨張が進んだ果てに何が待つのか。「限界都市」の最前線を歩いた。

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世界銀行によると、インドネ…この記事は有料記事です。残り1991文字有料会員になると続きをお読みいただけます今すぐ登録(1カ月間無料)※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんログインするアプリで開く 【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら この記事を書いた人河野光汰ジャカルタ支局長|東南アジア・太平洋フォロー専門・関心分野森羅万象関連トピック・ジャンルジャンル国際アジア・太平洋 PR 連載限界都市ジャカルタ 膨張の果てに(全5回)第1回東京抜いた世界最大4190万人都市圏 膨張のゆがみは繁栄の代償か2026年8月12日11時00分この連載の一覧を見る関連ニュース【連載1回目】東京抜いた世界最大4190万人都市圏 膨張のゆがみは繁栄の代償か通貨安でインドネシアは「破綻に向かっている」 観光客増の離島も非同盟から「多同盟」へ 大国間競争の時代、インドネシアの処世術は世界最大の都市圏はジャカルタ、国連が報告 東京は3位、今後後退へ「日本を助けて」 増える在日インドネシア人 日本を目指す事情とはインドネシアで歴史的通貨安 中東情勢余波に政策の迷走が追い打ち注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月13日 (木)トヨタ元社長が死去日航ジャンボ機墜落から41年企業倒産が14年ぶり高水準8月12日 (水)イオン再入館「認めた」日航機墜落事故 きょう41年原爆ドーム 世界遺産30年8月11日 (火)鶏肉はしっかり加熱を災害救助法の適用、増加傾向「マルサ」にも時代の波8月10日 (月)熊本地震、子どもの居場所はパチンコ店で車内放置506人大学入試に「男子枠」もっと見る