第108回全国高校野球選手権大会9日目の13日、東海大甲府のアルプス席では、生徒ら約140人が駆けつける中、メンバー入りできなかった3年生12人が応援団を率いた。
悔しさを胸に、応援に全力
原誠也選手(17)は昨秋、背番号13だったが、春はメンバー外に。悔しさから「練習後も限界までバットを振った」が、この夏もメンバー入りを逃した。
「良い報告ができなくてごめん」。母親に電話で伝えると、涙がこぼれた。それでも「東海大甲府に来たのは甲子園に行くためだったはず」と気持ちを切り替えた。
「最後まで野球部員として格好良く」
例年は下級生が中心となって応援を行うが、3年生を集めて話し合い、「メンバー外でも最後まで野球部員として格好良く応援しよう」と決めた。
「東海ブルー」のはちまきを着けた12人は、応援席の最前列に立つと、「全力で応援するから、全力で楽しんでくれ」と選手たちを鼓舞。吹奏楽部の演奏に合わせてダンスをしながら、大きな声援を送っていた。



