改装工事の壁から金貨16億円相当 「私のもの」とベルギー警察に訴え相次ぐ
改装工事の壁から金貨16億円相当 所有権巡り訴え相次ぐ

ベルギーで改装工事中の住宅の壁から金の延べ棒や金貨が見つかり、総額は900万ユーロ(約16億7千万円)相当に上ることが分かった。地元警察には「心当たりがある」といった訴えが各地から届いている。

作業員が下水管設置中に発見

AFP通信などによると、ベルギー北西部のデンデルモンデで8月11日、福祉団体が所有する住宅の地下室で、作業員が壁に下水管を設置しようとしたところ、大量の金が出てきて警察に届け出た。金の延べ棒は約50本あったという。

住宅は醸造所を経営していた一家がかつて暮らした建物で、スペイン紙エルパイスは地元郷土史家の話として、一家には子どもが3人いたが、いずれも子孫を残すことなく1980年代までに亡くなったと伝えている。遺言により、遺産はすべて慈善活動に使う条件で修道院に贈られたが、金についての記述はなかったという。

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所有権を巡り様々な主張

エルパイスによると、金が犯罪に関連したものか地元検察が調べている一方、発見が報じられてから、金を相続する資格が自分にある、との訴えが地元警察に相次いでいるという。

一家とのつながりを訴える地元住民もいれば、遠く離れたリトアニア人の男性は「祖父が醸造業の一家で働き、金を隠すのを手伝ったとかつて話していた」と主張。別のアジア系の男性は「前世にベルギーで宝を隠したのを覚えている」と訴えているという。

持ち主が判明しない場合の行方

同紙によると、持ち主が判明しなかった場合、敷地を現在所有する福祉団体が受け取る可能性が高いという。

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