カナダのカーニー首相は17日、トランプ米政権が表明したカナダの一部品目に対する50%の追加関税を巡り、19日の発動前にトランプ大統領と協議する意向を示した。記者団の取材に答えた。
包括的な合意を目指し交渉継続
カナダは追加関税の見送りや鉄鋼などの関税削減を含む「包括的な合意」を目指しており、両国閣僚が交渉を続けている。カーニー氏は「交渉が進む中で、今後48時間以内に詳細に話し合う機会がある」と話した。
米政府の関税発表と影響
米政府は7月、カナダが米国に差別的な扱いをしたとして、関税法338条を根拠に、カナダから輸入するワインや乳製品、木製家具など約200億ドル(約3兆2000億円)相当に追加関税を課すと発表した。通商拡大法232条に基づいて関税を課している品目は対象外。
一方、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)で優遇措置の対象となる製品には適用するため、カナダの事業者の競争力低下につながる恐れがある。



